『寂しいとき、どうしていますか?』寂しさはどこから来るのでしょう?

シニアライフ

今年もゴールデンウイークが終わってしまいます。コロナが落ちついてきたこともあり、観光地は活気が戻ってきているようです。

単純に旅が好きな人もいるかも知れませんが、どこかへ行くことよりも、家族や友人との時間を共有することで幸せな時間を過ごせることが目的かも知れません。

逆に、一人旅が好きな人は本当にどこか行きたい場所があって、そこへ行くことが目的の人もいるでしょう。

今年の連休は楽しく過ごせた人が多かったのではないかと思います。

それとは逆に、この季節だからこそも寂しさを感じた人もいるかも知れません。

人は、状況や環境に伴い、一時的にとても寂しいと感じる時があります。

老若男女問わず、そういう時はどのように過ごしたらいいのでしょうか?

友人に電話をしたくなるかも知れませんし、誰かと会いたくなるかも知れません。

今回は、寂しくなった時の過ごし方を考えてみます。

見出し

・散歩に行く

・運動をする

・料理をする

・家の中を片付ける

・人と話をする(相手の迷惑にならないように)

若い時の寂しい気持ちと高齢になってからの寂しい気持ちは少し意味が違うかも・・・

寂しい気持ちはどこから来るのかと考えてみると、一人でいる事自体が寂しい訳でもない。

誰とも話をしなくても、とても楽しい気分の時もある。

ということは、物理的に一人でいるかいないかということと、寂しいという気持ちは関係ないということでしょうか?

ちょっとメンタル的な話を調べてみると、どうやら、寂しくなる時というのは自分との対話が出来ていない時らしいです。

自分の本心に嘘があるとか、自分が本当に望んでいることを自分自身が聞いていないとか・・・

まずは、自分自身を満たしてあげていないから寂しいのだと・・・

なるほどと納得します。

確かにその通りですね。

色々と順調で、自分自身が満たされている時は、何日一人でいても平気です。

そうでない時は、自分自身の気持ちが弱っているせいもあり、そんな時に物理的に一人になると無性に寂しいと感じる事があります。

そうだとすれば、寂しい時に自分以外の人や物では解消が出来ないということです。

寂しい時にいくら人と話をしても、それはあくまでも応急処置にしかならず根本的な解決にはならない訳ですね。

寂しいと感じた時の対処法がいくつかあるようです。

そんな時の解消法を5つ挙げてみます。

散歩に行く

たとえ5分でもいい

いわゆる、「気分転換」が目的です。

そういえば、自分の感情を持て余している時に家の中にずっといると、どんどん気持ちが落ちて来ることがあります。

少し、外を歩いてくるだけでも、気分がガラッと変わってやる気が戻って来るのを感じます。

気分の浮き沈みの解消は医学的にも理由があると思いますが、それは専門家にお任せをするとして(笑)

散歩自体が目的であれば、5分と言わず30分でも(笑)

とにかく、考える時間を無くすことです。

運動をする

筋トレまでしなくても、軽い運動をして身体を動かす

これは外に出なくても家の中でできる事があります。

目や頭が疲れた時に、首の運動をしたり、腰が痛い時に腰痛に良い運動をしたり。

とにかく、どこか痛いところがあったり疲れがあったりすれば大概は何かしらの解消法を試してみるものです。

メンタルの解消にも「運動する」ことが良いらしいのですが、これだけはまだ試してみたことがありません。( ̄ ‘i  ̄;)

時々は、やってみようと思いその時だけすることはありますが(笑)

やりたいとかやりたくないとかよりも、運動することは身体にいいことくらいはわかっているのですが、ついつい面倒で、3日坊主どころか1日坊主もしたことがないのです。(笑)

一般論として挙げておきます(笑)

料理をする

美味しいものを作って食べると元気になる

本当に疲れている時とか、元気がない時は、外食に行くのも効果抜群です。

人間は、とにかく、美味しいものを食べる事は無条件に笑顔になれる最短の方法(笑)

外食することで即刻元気が出て来ることもありますが、自分で料理をする時間があれば料理をすることで気分転換になります。

熱々の炊き立てご飯と味噌汁だけでも、なんと美味しいことでしょう。

人の為に料理をすることは楽しいことですが、時には自分の為だけに、美味しい料理を作ってみる。

そうすると、自分がとても大切な人に思えてきます。

本当は、それが一番大切なことなのですが、案外、人の為ならできる事が自分のことになると疎かになるものですね。

人を大切にする前に、自分のことを大切にすることが本当は先だと言います。

わかっていても、料理に関しては誰かのために作るから張り合いがある訳でして・・・

生きていれば歳に関係なく、寂しい時もあるし悲しい時もあります。

そんな時こそ、まずは、自分の為に料理を作り美味しい食事を頂いたら、「寝る」!

これだけで大概は元気が戻ってきます。

家の中を片付ける

物理的にものを片付けると、気持ちが整理できる

誰もが周知のことですね。

これは本当にその通りです。

なんだか気持ちがザワザワする時などは、物の整理をするとスッキリするのはなぜでしょうか?

人間の感情というのは本当に不思議ですね。

ほんの一部分整理しただけでも、頭の中で絡まっているものがほどけていくような感覚になります。

今では、「断捨離」という言葉を知らない人がいるでしょうか?

なんでも捨てればいいという訳ではありませんが、確かに、本当に必要なものはそんなに多くはないかも知れません。

全部出してみれば、半分はいらないモノだったりするのです。

食品から衣類から、ほとんどそうです。

いつか使うかも?

と言いつつ、何年も結局箪笥の肥やしになっている。

気分が滅入っている時などは、やりたくないかも知れませんがそんな時こそ敢えて、家の中を整理してみると気持ちのリセットになるかも知れません。

人と話をする

元気がない時は人と話をするだけで救われる気持ちがする

これは、きっと誰もが経験していることでしょう。

事実、気持ちが沈んでいる時や悩み事がある時ほど、誰かと話したくなったり聞いてもらいたくなったりするものですね。

本当にそんな時があります。

思い返してみれば、若い時ほどそうだった気がします。

けれど、年齢と共に、そういう時ほど人と話をせず、心が落ち着くまで一人でできる回復方法でやり過ごす方が、後々の気分が良いということに気が付いてきたのです。

一時的な感情でも、一旦口から出た言葉を一番聞いているのは「自分」だからです。

人に話をしていなければ、何てことなく過ぎたであろう感情の嵐の時間・・・

気分転換さえうまくできていれば・・・と人に話をしたことを悔いる時があります。

それでも、どうしてもどうしても「今誰かと話したい」という時もあります。

そんな時は、本当に自分のことを理解してくれている人に電話します。

どんな自分でも、「許してくれる存在」・・・

本当にありがたい存在です。

その時の自分などは、決して褒められる状態にはいなくても「あんなこともあったよね」と笑って許してくれる存在がこの世に一人でもいたら、なんという幸せ(笑)

本当は、親しい間柄の人でも迷惑を掛けないで過ごせたら神様になれるかも知れないけれど・・・

生きている限り、あり得ない(笑)

自分一人で頑張ってみたけれど、どうしてもできなかった時は、「ごめんね」と言いつつ誰かの力を借りても良いと思います。

自分だって、そんな時は誰かの役に立てれば嬉しいと感じるのですから。

ただし、これは、あくまでも程度と頻度の問題があることが前提となります。

まとめ

この5月の連休は、4年ほど同居していた息子がまた転勤となり引っ越しの準備などで何やかや。

本人も連休どころではなかったと思いますが、出ていく本人は目先のことで心身忙しく、こちらの気持ちなど考えている余裕はなかったと思います。

しかし、元々別暮らしの期間が長かったのでそのこと自体には慣れてはいるものの、今回はなぜだかとても寂しいと感じる自分がいました。

年老いた親元に帰った時、子供を外まで見送る親の姿を見て毎回泣けてしまうというもわかる気がします。

親の気持ちになれば「置いてけぼり」を食ったような寂しい気持ちになるものです。

こればかりは、まだ若い親であっても、巣立って行く子供を送り出す時は同じような感情を持つものでしょう。

ですから、その時の親の年齢も子供の年齢も関係ないかも知れません。

けれど、年齢を重ねた後に子供を見送ることは、予想以上に堪えるものだと感じました(笑)

とはいえ、これからは益々歳を取っていくのですから、まずは自分の心身の健康を維持することが大事になってきます。

心と身体は繋がっているのですから、メンタルも健全に維持するために自分なりの努力をしていかないといけないと改めて感じているところです。

環境の変化もありましたが、大型連休も今日で終わり、明日からまた日常が戻ってきます。

気持ちを切り替えて、一日一日を元気に過ごしていくことを目標に・・・

今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。

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