66歳での入院生活から解放されて一週間が経過しました。手術後の抜糸が済み、今のところ順調に回復しています。
今月の5日に入院となり、翌日に手術。9日に退院という4泊5日に及ぶ入院生活を経験して来ました。≡(▔﹏▔)≡
病気とは少し意味合いが違う手術でしたので、手術そのものよりも正直なところ全身麻酔による術後の症状のほうがしんどいと感じました。
「具合はいかがですか?
「吐き気がする!(>人<;)
そんなこんなでしたが、とにかく経過は順調で予定通り退院できることができました。( •̀ ω •́ )✧
この度の入院経験について、入院前の準備から退院までの手続きなどで重要と感じたことを3つお話しします。
あくまでも、ケースや病院等により条件や手続きもまちまちですので、ケースバイケースです。
一例としてご参考いただければ幸いです。(^^ゞ
同居している家族は連帯保証人になれない
入院時には、緊急連絡先2名と、連帯保証人が必要
筆者は息子と同居しているので、当然、何か緊急時の連絡先としては一番先に息子のところへ連絡が行きます。
しかし、緊急連絡先も2名必要とのことで、息子以外に親友の連絡先も記入しました。
親友とは40年以上の付き合いがあり、お互いの子供が産まれる前からの付き合いですから、ある意味親戚のような関係です。
息子と同居しているのですから、「連帯保証人は当然息子で大丈夫!」
と思いきや、同居している家族以外の人が必要とのことで・・・・
よく考えてみれば、そうですよね?同居していれば「同じ穴のムジナ」ですか?o(≧口≦)o
友人でも大丈夫とのことでしたので、こちらも親友にお願いしました。(*^▽^*)
親友は速攻で書類のサインに来てくれました。o(*^@^*)o
全身麻酔での手術の立ち合い許可は基本的に家族のみ
現在は、コロナの関係もあり、手術の立ち合いは必須ではないようです。
家族が来れない場合は、立ち合い人はいなくても大丈夫とのことでした。
手術は午後の予定でしたが、「ちょうど、その日の午前中に会議があり、身内が立ち合えない場合は他人でもよいか」ということを議論するところだと、担当の医師から伺いました。
やはり、全身麻酔の手術の場合は、万が一にでも「緊急事態」が起こりうる可能性があるということでしょうか?
手術自体の原因は大した病気ではないにしても、全身麻酔をすることにより別の状態が悪くなる可能性がゼロではないのだと思います。
筆者も手術そのものより、そちらの方が心配でしたので無事に済んだことで心底ほっとしています。
医療費の支払いは、全額一旦立て替え払いを選択
医療費の支払いについて
退院時に、掛かった医療費や入院費等の金額を確認し、翌日、全額支払いしてを済ませました。
入院前に、支払いについては病院サイドから「高額療養費制度」についての説明を頂きましたが、実際にその場面に遭遇したのは初めてのことです。
しかしながら、事前の知識だけはありましたので支払いはどうするか、すでに決めていました。
筆者は諸々の事情もあり高額療養費の「限度額適用認定証」の発行申請はしないことにしていましたので、一旦全額立て替え払いで精算しました。
医療費の自己負担限度額を超えた分の差額は、3か月ほど後に、加入している健康保険組合から還付されてくる予定です。
入院費用があまりに多額になることが予想されている場合には、退院後、窓口で支払いする金額については、負担限度額以上の金額を支払わなくても済むように、事前に「限度額認定」の申請を行い「限度額認定証」を発行していただくのが良いですね。
入院時の費用のうち、医療費以外の「食事代・パジャマ・テレビ代やコンセント代などのレンタル代・差額ベッド代」などは、高額療養費の対象外となりますが、所得に応じた負担限度額以上は基本的に医療費が掛からない制度となっており、本当に助かりますね。ヾ(•ω•`)o
医療保険をかけている場合は、事前に、給付金支払いの対象になるか確認しておく
人間はいつ病気になるかわかりません。
万が一の、入院や手術に備えて、民間の医療保険に加入している方は多いでしょう。
通常は、退院後、病名や手術名等が確定した後に「保険金支払い請求」を行うケースが多いでしょう。
しかし、入院を伴う手術給付金の支払いについては、保険会社や保険種類など、自分が加入している保険の保証内容により、その手術が給付金の支払い対象になるもの、ならないものがあります。
一見すると、「入っているから安心」「手術給付金がついているから安心」とついつい思いがちです。
いざ、保険金の請求の段階になってから、「手術給付金」が出ないことが発覚した!なんてことがないように手術することが確定した段階で、事前に、自分が受ける予定の「手術名」が支払いの対象か否かを確認しておくことをお勧めします。
保険の内容というのは、案外、肝心なことは小さな字で書いてありますし、一見するだけでは支給されると思わせるようなインパクトを受けます。(⊙x⊙;)
内容についての解釈も大変複雑ですから、とにかく、自分が加入している保険会社に確認することが大切です。(保険の仕事も経験している筆者よりアドバイス)
万が一でも、実際に「連帯保証人」に迷惑を掛けないとも限らない
「世の中に絶対」はない
名前だけのつもりで依頼した「連帯保証人」だとしても、万が一、たとえば一時的な事情で本人の支払いができないような事態が生じないとも限りません。
そんな場合に、本人に加えて、支払い義務が生じるのが「連帯保証人」です。
そうでなければ、実際の世の中に「連帯保証人」が必要となるはずがないですから・・・
事実、病院の支払い等では、そういったケースが多いと聞きました。
「故意」でも「悪意」でもなく、やむを得ない事情があるのでしょう・・・
ただ金額的には、「連帯保証人」が負担しなければならない金額には「限度額」が設けられている場合が多いです。
「限度額」があることにより、「連帯保証人」の依頼がしやすい面は確かですね。
とはいえ、やはり、お金の問題ですから誰にでも頼めるものではなく、連帯保証人を依頼する人と受ける人との関係性と信頼によるものと言えそうです。
まとめ
筆者は、親兄弟が遠方に住んでいるため、40年以上の長きに渡り何事かあれば親友と助け合ってきたように思います。
親友もまた遠方の出身で、お互いに現在生活している場所に縁故関係はありません。
そんな事情もあり、神様が二人を出会わせてくれたのではないかと思っています。
「シニア」というと、なんとなく今どきの言い方のようで、なんだかハイカラな印象がありますが早い話が「高齢者?」です!(笑)(っ °Д °;)っ
平均寿命が延びている昨今、定年のない働き方を選択している人も多いとはいえ、何かと若い時のような訳にはいかなくなって来ます。
いつ何があり、どちらがどんなお世話になるかわかりませんが、いずれにしても今回の経験により本当に「友達は宝」だということを改めて実感しました。
「持つべきものは友」o(* ̄▽ ̄*)ブ
願わくば、相手からもそう思ってもらえるようにまだまだ頑張ります。☆⌒(*^-゜)v
今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。