先日、銀行に現金の引き出しに行くと、何気にATMの近くの壁にある張り紙が目に留まり・・・
「ナニナニ?」と思い内容を確認したところ、下記のような内容でした。
(これは、当該銀行の情報です)
2022年7月11日より、65歳以上の年齢で、かつ、過去1年間に渡りATM取引履歴のない人が対象として(キャッシュカードを使って引き出しをしていない65歳以上の人)ATMでの一日の引き出し額の限度額を20万円までとするという内容の張り紙でした。
今までは、一日のATM引き出し可能額は50万円でしたから大幅に減額しています。
それを見た瞬間、理由は読む前に想像できましたが(;´д`)ゞ
そうです。近年、高齢者を中心にキャッシュカードをだまし取られ、口座から不正に現金が引き出される被害が増加しているからです。
実際に、どのような手口でだまされてしまうのか、この機会に確認してみました。
警察だとか、銀行だとか聞けば、つい信用してしまいそうですね(⊙x⊙;)
テレビやネットなどのニュースでは確かによく聞く話ですが、「自分が高齢者だという意識がない」ので「なんでかなー」などと他人事で聞いていました・・・・
要注意ですね!≡(▔﹏▔)≡
オレオレ詐欺もしかり。なぜ自分の子供の声がいざとなるとわからなくなるのでしょうか??
そんな話を聞いても、65歳以上の多くは「自分は大丈夫!」と思っている人が多いとか?
(°ロ°)
しかし、そうは言っても、いざ、現実にそのような場面に遭遇すれば自分も慌ててしまうのかも知れません。
詐欺に合わないための、主な対策を3つお話しします。
固定電話を置かない
オレオレ詐欺は、家電に掛かってくるケースが9割、可能であれば固定電話はおかない方が良い
ひと昔前までは、家に固定電話があるのが当たり前のような時代がありましたが、現在では一人最低一台の携帯電話を使用している時代です。
とはいえ、現在の60代はまだ、特に一人世帯以外の場合には固定電話を使っている家庭も多いことでしょう。
固定電話が当たり前の時代を生きて来ていることと、自宅に固定電話があることで世間的な信用を得られやすいという固定観念があるかも知れません。
筆者は4年前に固定電話を解約した際、しばらくは、なんとなく忘れ物をしたような感覚がありました。
何事も慣れですね、しばらくすると、「無いのが当たり前」と思えるようになりました。
また、固定電話からネット回線を引いている場合で、他の方法でネットの回線を引くことができるにも関わらず、ついつい面倒でそのままになっているケースもあるかも知れませんね。
私の友人も、しばらく、そんなことを言っていましたが、ついに先日固定電話を手放したようです(*^▽^*)
固定電話がある場合は、常に「留守電」に設定しておく
必要があり固定電話を使用している場合もあります。
そのような場合は、常に「留守番電話」にしておき、着信があれば相手を確認してから、必要があればこちらから折り返しの電話をするようにします。
これから詐欺をしようとしている人にとって、「留守電」に自分の声を残すことは犯人の証拠を残していることになるので、留守電にしておくことで予防できるそうです!
「確かに!!」人間の心理ですね╰(‵□′)╯
怪しい電話がかかって来た場合、名乗っている家族に電話をして確認する
オレオレ詐欺とは良く言ったもので、「オレオレ」と名乗って詐欺の電話を掛けてくるのは殆どが男性
詐欺目的の電話を掛けてくる女性は殆どいないそうですから、そもそも、息子がいる高齢者にしか該当しない訳ですが?・・・
とすると、家族状況をどうやって調べるんでしょうか?❓
手当たり次第に電話をしているのでしょうか?
という疑問は残りますが・・・・
それはともかくとして、オレオレ詐欺のニュースを聞くたびに思うことですが、まずは自分の子供の声がわからないというのが不思議でもあり?・・
他人の話を聞いて思うことで、きっと、自分もその場に遭遇したらそうなのかも知れないということを前提にし、万が一にでも、そのような電話が掛かってきた場合には、まず、名乗っている家族本人に電話をして確認することです。
テレビでも、何度も何度もそのように注意喚起をしているにも関わらず、オレオレ詐欺にだまだれてします人が後を絶たないのです。
「子供可愛さ」という親の心理を悪用して、高齢者からお金をだまし取るなんて本当に悪い人がいるものですね。
自分が「高齢者」だという事実を認識する
「まだまだ若い」という意識とは別もの
実際年齢とは別に、意識を若く保つことは大切です。
まだまだ自分は若いと思っていることも、思うことも大切です!
しかしながら、筆者も近年、高いところの物を取ろうとして脚立から落ちてしまったり、ほんの数センチの段差に躓いて転び、それこそ息が止まるような足の指の痛さに、痛みよりも笑ってしまうような情けなさを感じることがあります。(;´༎ຶД༎ຶ`)
そんな時は、「いつまでも若いつもりはNG!」・・・(身体のことです.·´¯`(>▂<)´¯`·. )
と、自分に自戒することにしています。
何事も「転ばぬ先の杖」
意識の若さを保つ努力とともに、ちょっとだけ、「そんなこともある得るぞ」という意識を持つことと
平行しながらシニア時代を元気に過ごしたいと改めて感じるこの頃です。
今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。