令和4年もあと1か月となりました。今年1年を振り返り、反省したり納得したりしているところではないでしょうか?今年は楽しく過ごせたでしょうか?楽しいことの意味は人によって全然違います。決して、楽をしていることが「楽しいこと」ではない人も多いはず。
例えば、会社へ行っても仕事がないのが「苦痛」だと感じる人はいないでしょうか?
大概の人は、「職場に行っても仕事がない」状態では嫌になってくるのではないでしょうか?
「仕事してないのに、給料をもらえるのだから、楽でいいじゃん!」なんて考える人もいるかも知れませんが、多くの人はそういうものではないでしょう。
やはり、そう考えると、どうやら、楽であることが楽しいこととは限らないようです。
では、仕事が楽しくなる条件5つをお話ししたいと思います。
その仕事がスキルアップに繋がっているか
単発の仕事の繰り返しで、都度完結していないか
その仕事が、都度単発の時間労働の場合は、逆にお金になる可能性が高いです。
手っ取り早く収入にしたい場合などは、一番良い仕事ですが、長期的な目線で見た時にはマイナスになる場合があるかも知れません。
目的によって選択をしていく必要がありますね。
職種によっては、単発でも、その仕事の積み重ねによってスキルになっていく仕事があります。
一概に、全てがそうとも限らないので、まずはやってみることが大切です。
頑張ったことが自分に返ってくるか
どんな形でも、頑張って良かったと思えるコトが大切
働く目的は、多かれ少なかれ「お金の為」です。
一円にならなくてもよいというのは仕事ではなく、「趣味」または「ボランティア」と言います。(笑)
それは、本来の仕事の意味合いとは別ものですね。
「頑張って良かった」という感覚は、自己満足とも言えなくはないですが、やはり、何かの形で報われる必要があります。
それが、「報酬」の場合もあれば、人からの感謝の言葉の場合もあります。
それともう一つ、自分の心が喜びを感じているかどうかだと思うのです。
その仕事の結果に、自分が納得しているかどうか
そこに目的がないと、納得することはない
山登りに例えれば、頂上までの道のりが苦しければ苦しいほど、登頂した瞬間の喜びは格別なのでしょう。
そういえば、筆者の友人も、「息子が冬山へ一人で行ってしまうので心配で夜も眠れない。と言ってました。
家族総出で、止めるように行っても聞く耳を持たないとのことで嘆いていました。
山登りをしたことがない人には、事実そういった感情を味わったことがないのですから実際にはわからないとしても、他のコトに置き換えて考えた時に、コトが違うだけでその喜びの感情を想像することはできます。
つまりは、本当の喜びや楽しい感情というのは、やはり「一山超えた後にやってくる」らしい。
自分の夢がそこにあるか
目の前にあることが未来に繋がっている
例えば芸人さんの過去の苦労話を聞いていると、「辛い」とか「悲壮感」とか、全く感じないですね。
今では大成功して一旗揚げた芸人さんが、「芸歴何十年」とか言ってなかなか芽が出ない辛い時期のコトでさえ、本当に楽しそうに話す姿に感動することがあります。
もし、そこに、夢が無かったら何十年も諦めないで頑張れるものでしょうか?
その仕事のスキルは他でも使えるか
どんなことでも、いつか必ず役に立つ
筆者の経験から言えば、「あの時にこれをやっておいて良かった」と思うことばかりです。
多分、誰でもそうですよね、無駄な経験など、どこにもないのです。
たとえ、長い年月の中で、途中で仕事が変わったとしても、やってきたことは必ず形を変えて自分を助けてくれます。
60代ともなれば、戦国時代ならとっくにこの世にはいない年齢な訳ですが、さすがに、前ばかり見ている年代は卒業します。
ちょっと、歩いてきた道を振り返ってみたりしつつ、見えてくるものがあります。
そして、これまでとは違った意味で、「すごく頑張る」より「ちょっと頑張る」くらいがいいのではないでしょうか?
いつまでも若いコトは、本当に素晴らしいけれど、自分の年齢を忘れて無理をするようなことはしない方がいいですね。
周りが迷惑します。(笑)
まとめ
筆者は、会社員という働き方を卒業して個人で仕事を請け負いました。
できるかどうかも、とにかくやってみなければわかりません。まずはやってみてから考えようと思います。
消費税の制度変更(インボイス制度)があり、個人事業主やフリーランスで仕事をしている人で、年間売上額が1000万円以下であればこれまでは消費税の支払いが免除されていましたが、いよいよ来年度からは免除とはならず、売上額に関係なく、消費税の支払いをすることになります。
まだ最終的には、実際に支払う金額については変更になる可能性はあるものの、いずれにしても、売上額はこれまでより少なくなることは間違いないです。
若い人であれば、会社員に戻る人も中には出てくるかも知れませんし、高齢者であれば、この際、「廃業」の選択する人も出てくる可能性があります。
筆者も、個人事業主として歩き始めたばかりですが、仕事を頂いている先方の会社もインボイス制度が大きく関わってきているため来年はどうなるかわかりません。
しかし、会社員という立場を離れて、初めて個人で仕事を受けてみたことで本当にお金を稼ぐことは大変なことだと実感しました。
一つの仕事が完了するまでの道中は、「会社員の方が楽だったなあ」とつくづく思いつつ仕事をしているのです。
しかし、やがて9割型仕事の完了が見えてくる頃になると、「今回も頑張ったなあ」という気持ちと共に、溜まった疲れが癒されていくような感じがするのです。
「こんなに大変な仕事なのに、会社員よりお金にならないな」
と思う気持ちが頭のどこかにあるものの、なんだか「一山超えた後の充実感」が味わえる事実もあります。
稼ぐ金額の大小は勿論、仕事をしていくための大事な要素ではありますが、「それだけではない」ということでしょうか。
長い人生のほとんどを会社員生活だけで終わるのも幸せなら、違う働き方をしてみてわかる幸せもあります。
「楽しい」と「楽」は同じ字を使いながら、イコールではないということを改めて感じることができました。
令和4年も残り1か月を切りました。
仕事を頑張っていたらブログを書く余裕が全くなくなってしまい、久々の更新となりました。
身体は一つしかないコトを改めて実感した1か月でした(笑)
今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。