『シニア時代の身体メンテナンス』ボチボチ、健康満点というわけには

シニアライフ

若い年代の方でも、一年に一度の健康診断を受けていることでしょう。自身の身体のメンテナンスは、健康で仕事や生活をしていく上で大変大切なことです。40代頃になれば、健康に自信があった人も、「こんなはずじゃ?」というようなことに遭遇することもあるかも知れませんね?

筆者は、6月5日から6月9日まで、少々、身体のメンテナンスが必要となり入院して来ました。

歯科の関係なので病気という訳ではないのですが、入院や手術はあまり経験のないことでしたし、さすがにシニアとなればこれから先のほうがありうることかも知れませんね。

そんな訳でこの度の入院生活で感じたことを3つ、お話ししてみたいと思います。

医療関係で働く人を見て感動

夜勤で働く人がいる

医療や介護の現場では当たり前の話かも知れませんが、自身には経験がなく、また、自分が経験してきた仕事とは職種が全く違うのでまるで別世界を見て来たような感じです。

病院にもよるのでしょうか?とにかく、あまり経験がないものですから(ಥ _ ಥ)

毎日、自分の担当の看護師さんが変わるので、名前を憶えている暇がありませんでした(笑)

入れ替わり立ち代わり、食事だの薬だの点滴だの、お世話に来てくださる看護師さんを見て、「なんだか生き生きして働いているな」と感じました。

夜勤の担当の看護師さんは若い男性の方でしたが、患者さんへの声掛けが素晴らしく他の患者さんに対応している声や様子が聞こえてきます。

よく、医療関係は色々と大変という話を聞きますが、自分には、皆さん仕事に誇りを持って楽しそうに働いているように写りました。

いずれにしても、とにかく、夜勤でもなんでも、一生懸命に目の前の仕事に取り組んでいる姿は本当に素晴らしいです。

92歳の高齢患者さんに感動

いつも感謝の言葉

筆者のベットの反対側に入院していた患者さんとお話しをしました。

普段は、あまり、ほかの入院患者さん同士でお話しをすることはなかったそうですが・・・

たまたま、筆者が探し物をしていて看護師さんにもお騒がせをした事件がきっかけでした(笑)

年齢は92歳とのこと。筆者の父親と同じ年齢でもあることからお話しをするようになり、色々と身の上話も聞かせていただきました。

その方は、骨折で入院されていましたが、すでに2か月だとか・・・

車椅子でないと歩けない訳ですから、トイレも自分では行けません。

でも、何か処置をしていただくたびに、看護師さんに「ありがとう。これで気持ちよく眠れます」とお礼を言うのです。

夜勤の看護師さんには、「あなたの声を聞くと元気が出ます」と言います。

言われた看護師さんは、「そう!それは良かった!」と喜んでいます。

92歳と言えど、しっかりされている方で本当に患者さんの鏡?のような方でした。

郷に入れば郷に従う

見ている訳ではないのですが、看護師さんと患者さんのやり取りの様子が聞こえてきます。

何分にも、入院中は何もできませんから頭も暇な訳です。

たった数日間のことでしたが、入院患者となったことと、これからこのようなことが多くなる年代になったこともあり色々と考えさせれました。

看護師さんの優等生がいれば、患者さんの優等生がいる?のかも知れません。

「自分はこんな風に、他人のお世話になれるだろうか?」と、ふと考えました。

年齢を重ね、若い時とは違う事態に遭遇しても、いつまでも自分一人でなんでもできるというような錯覚をしていたり、人のお世話になりたくないというある種のプライドも邪魔をするかも知れません。

でも、それ以上に、その時の状況に応じて気持ち良く人のお世話になることが大切なのでは?

そんなことを思わせてくれるような貴重な体験でした。

スマホが時計代わり

スマホ中毒から解放された

今や、スマホは必需品となり現代病のようなものでしょうか?

もう随分と長い間、片時もスマホを離さないような生活をしていました。

朝目が覚めればスマホ。夜、布団に入ってからもスマホ。・・・・

万が一、仕事で出かける時にスマホを忘れるようなことがあれば、速攻取りに帰る有様でした。

しかし、この度、入院中はスマホを使えなかったこともあり、ほとんど時間の確認に使う程度でスマホを使うことがない数日を過ごしてみたら、実際には、なければないで用が足ります。

正しく、「習慣」以外の何物でもないことに気付きました。

勿論、本当に必要な時はありますが、それ以外はちょっと考えようと思いました。

先月は東京経由で電車での旅をして来ましたが、駅の構内でも電車の中でも、みんな下を向いてスマホを見ていました。

ある意味、異様な光景でもありますよね。

シニアとスマホ

現在60代という年代は、ITに関しての興味がある人はあるが、ない人はなくても困らない。

「知らない」「わからない」が、ぎりぎり通用する。

ちょうど、そんな年代ではないでしょうか?

現在50代以下の年齢層では、関わらないでは生活ができないような時代の中を生きている訳ですからスマホは必須アイテムです。

IT関係のことにも抵抗は少ない年代となる反面、「知っていて当然」「できて当たり前」と思われているかも知れません。

しかし、年齢そのものの要素も大きいですが、同じ年齢でもその時代特有の環境があります。

それ以前に、そもそも得意不得意もあります。

あくまでも確率の話ですから、若い方でもパソコンが苦手な方もいるでしょう。

ただ、60代だからこそ、意識して「デジタル」やITにも関心を持って行かないと、これからの時代に付いていけなくなる!と思い、スマホからの情報を見たり、ながら勉強をしたりして過ごした時間があまりに多かったことに改めて気が付きました。

最低限必要な調べ事など以外は、今後、だらだらとスマホを見るのはやめよう!(⊙x⊙;)

そんなことを考えさせられました。

4泊5日の入院生活で、ちょっと得たものあり良かった面もありました

以上、この度の経験で感じたことの主な3つでした。

仕事を辞めてから半年目に入り、自由になったらあれもこれもと計画していた事柄もほぼ予定通りに進んでおり、それはそれで満足な面もあります。

一つ一つ歩きながらでも考え、仕事の形も足したり引いたりしながらも60代シニア時代を無理なくできる仕事がしたい!

そんなことを思う自分がいました。

入院しておいて、「楽しかった」というのも語弊がありますが、やはり色々な人と関わったことで

人と関わることの楽しさと必要さを思い出したのかも知れません。o(*^@^*)o

何をするにしても、「バランス」が大切ですね。

「ばっかり食い」という言葉がありますが、「同じものばっかり食べる」という意味で使われます。

食べ物だけに限らず、生活自体も、適度に家にこもり、適度に外出し、適度に人と関わる。

シニア時代を元気に楽しく過ごせる極意探しは、まだまだ始まったばかりです。(*^▽^*)

今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。

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