『60代・・働かなければいけないと思えば辛くなり、働けると思えば幸せになる』  

仕事

60代以降も仕事をする人が増えています。年金だけでは生活が出来なくなっている現実があるのは確かです。同じ働くのでも、仕方なく働くのと、やりたいことを仕事にするのでは張り合いが違いますね。

出来れば60代以降の仕事は楽しみつつ、やりがいを感じるような仕事がしたいと思いませんか?

ただその前に、60代になる前から朧気にでも、どんな60代を過ごしたいかを考えておくことが必要かも知れません。

60代の仕事の目的は何?  本記事が伝えたいこと5つ

60代の仕事は、楽しみながら働きたい

やりがいを感じる仕事がしたい

不足する収入を得たい

家族に負担を掛けないように働く

心身の健康を保つために働く

60代からの生き方は、本当に千差万別となり、早い話がなんでもありです。

会社員であれば、60代のどこかでこれまでの仕事人生を一度リセットする時期が来ます。

さて、そこから先は、人によってなんでもありの人生が始まるのです。

働くもよし。働かないもよし。旅行などの趣味を楽しむのもよし。勉強するのもよし。

今回は、定年退職をした後も、仕事をしたいと考えている方や、定年予備軍の方と一緒に考えていきたいと思います。

では、行ってみましょう。

60代の仕事は、楽しみながら働きたい

これまで、好きな仕事より収入を優先して働いてきた方

ようやく、自分の意思で仕事が選べる時が来ました。

やってみたいことがあっても、色々な事情があり自分の都合は二の次にして頑張ってきた方が多いのではないでしょうか。

これからは、自分を第一に優先していきませんか?

なんだかんだ言ったところで、あと何年仕事もできるかわからないのです。

せめて、ココから先は自分のやりたいことに挑戦したり、楽しいと思えることをしたりしていきませんか?

やりたいことが仕事ではなければ、それもよしです。

とにかく、楽しいことをしましょう。

やりがいを感じる仕事がしたい

やりがいって何ですか?

このことに、明確な回答はありませんね。

人によって違うからです。

「仕事内容に比べて収入が良い」ということがやりがいになる人もいれば、収入に比べて仕事の量が多いけれど、例えば、頑張った先に、会社や上司から「感謝や労いの言葉ある」とか・・・

「お疲れ様」「ご苦労様」なんて一言があれば疲れが吹き飛んでしまう場合もあります。

ですから、何がやりがいかは一概に言えませんが、一言で言えば、やはり「頑張った後に得られるもの」ということでしょうか?

そのご褒美が、「お金」かも知れないし、「言葉」かも知れないし、「満足感」かも知れません。

とにかく仕事が終わった後に「頑張って良かった!」という気持ちになれるかどうかではないでしょうか?

筆者は1年前の今頃、会社員として最後の仕事になるであろう仕事に全エネルギーを費やしていました。

退職した後にやろうとしていたことは決めていましたが、果たして、どうなるやらという不安と、経済的にはあとがないという覚悟と、でも、まだ見ぬ世界への興味とで、本当に不安と期待と絶望が入り混じったような複雑な心境でした。

何でも今ある安定を捨てる時は本当に先が不安になるものです。

ちなみに、筆者は現在、1年半も前から考えていた仕事が順調にトライアルまで進み、それが完了するところまで来ています。

9月は、そちらの仕事を頑張っていたのですが、ココへきて少し疲れが出てしまいブログを休んでいました。

「書かなければ」と思いつつ、頭と身体の疲れを取る方が先決と思い、体力と気力が戻るまで待って今こうしてブログを書き始めています。

自分の体力や体調、そして気力。ここに無理があっては続けてはいけません。

そもそも、ブログを書くことは誰かに強制されている訳でもないのですが、これが習慣となってきていると、なんだか書かないといけないような気分になるもので・・・・なぜでしょうか?(笑)

本来、ブログを書くということを楽しみながらやらなければ意味がないのです。

ただ、仕事をし始めると、これがなかなか両方は難しいですね。

時間が無くなるのは事実ですが、それよりも身体に余裕がなくなります。

エアコンは、同時に2台を稼働させるとブレーカーが飛びます。

1台の稼働が安定してから2台目を稼働させないと電気がヒートアップします。

なんだか、仕事も似たようなものですね。(笑)

それがわかっていたため、半年以上の時期をずらしていたのですがそれでもやはり疲れました。

一つのことがある程度安定した状態まで来ていれば、2つ目のことを始めても大丈夫ですが、それでもしばらくの間は、同時に2つのことを走らせることは大変だと感じます。

ですから「ボチボチ、ほどほどに」をモットーにして頑張れたらと思います。

ただ、仕事の方はこれまでやって来た仕事の集大成のような仕事でもあり、最初は自分にできるのかという不安がありつつも、依頼先からのフィードバックがあったお陰で久々やりがいを感じました。

自分のレベルもある程度知れたこともあり、大変勉強になりました。

小学生ではないですが、やはり、いくつになっても自分がやったことの結果に例えば「花丸」が頂けると励みになるものですね。

お金にはならないのですが、なぜか、張り合いを感じました。

まずは、一つ、実験完了といったところです。

不足する収入を得たい

年金だけでは不足な分を、何をして補うか

年金だけで生活が出来れば何も問題はないのですが、節約をしても補えない分がある人はどうすればいいのでしょうか?

「年金2000万円問題」とやらは、現在でも年金生活の不足分の補填金額としてあながちオーバーな話でもないと思います。

勿論、この金額の定義は、そもそも定年退職をした後、働かないことが前提となっています。

収入がなくなった後に生活費の不足分を余命いっぱいまで補えるだけの十分な預金額があれば話は別かも知れません。

しかしながら、多くの人はそこまでの余裕がない人の方が多いのではないでしょうか?

また、仮に、そういった金銭的な余裕がある人でも、生きている限り、毎月預貯金が減り続けていく生活に不安を覚える人がいるかも知れません。

この辺りの事情は、人により考えが様々ですから個々に対策をしていくこととなります。

いずれにしても、60代以降も仕事をしていく目的の最大の理由が経済的な理由という人が多いのが実情ではないでしょうか。

家族に負担を掛けないように働く

家族に負担を掛けないような形で働く

同居している家族がいる場合は、家族の仕事の勤務時間や体制がありますから、できれば、洗面所やトイレなどの共同使用している場所は、使用時間が被らない方がベターです。

たとえば、出勤時間が被ったりすれば仕事に行く支度をするために使用する洗面所やトイレなどが一つの場合は、どちらかが譲らないといけなくなります。

一人暮らしなら感じない不都合も同居している家族がいる場合は、毎日のこととなると結構なストレスとなるかも知れませんね。

その点、どちらから在宅ワークだったり、休みや出勤時間がずれていれば、かなりストレスが減ります。

夫婦の場合や、息子と同居している母親などの場合は、大概の場合、女性が食事を作っていませんか?

すると、自分の帰宅が家族より遅いとか、仕事で疲れているなどの理由で食事が作れないとなると、働く目的が本末転倒になりはしないでしょうか?

あくまで筆者の場合で言えば、やはり、頑張って働いている男性陣に美味しい食事を食べてもらいたいので、食事を作る時間がないような形では仕事をしないようにしています。

働いているのは自分も同じなのですが、女性の場合は仕事をしながらでも家事や育児ができる動物なのです。

しかし、男性はそういうことがあまり得意な動物ではないようです。

勿論、世の中には全く真逆の人もいますのでケースバイケースであることは言うまでもありません。

それから、「家族に負担を掛けないために働く」

家族と言えども、なんでも「おんぶに抱っこ」よりも、自分が働くことによりある程度の家計負担ができるようにしておきたいものです。

自分自身も、できるだけ長く自立が出来ている状態を保つことにより家族に負担を掛けないで過ごせることが理想です。

心身の健康を保つために働く

筋肉は鍛えてないと衰える

身体の筋肉は、年齢関係なく鍛えれば強くなります。

それは、どうやら身体だけの問題でもないようで、頭の筋肉も鍛えればまだまだ成長するようです。

物忘れなどは、よく、「歳だから」とひとくくりにして言い訳をしたくなるものかも知れませんが、どうやら、そうとも言い切れないようですよ。

身体の老化の方がまだ、言い訳としては通用しそうです。(笑)

頭は、「老化」で片付けてしまうのは怠慢と言えなくもない・・・らしいです。

事実、やはり、頭も使っているうちは衰えないものです。

どうでもいいようなことは、そもそもどうでもいいのですから記憶の枠から無くなっても何ら支障がないのですが、やはり、「ここぞ」というところは案外しっかり記憶していることに自分でも驚くことがあります。

記憶力の低下を防ぐには、やはり、適度に仕事をしているほうがいいようです。

働いているうちは、「早く定年退職をしてのんびりしたい」と大概の人はその日が来るのを待ち焦がれているようなのです。

しかし、実際に定年退職をして年金暮らしになりしばらくすると、仕事をしている周囲の人と比べてみると、自分が社会から疎外されたような感覚になる人が多いらしいですね。

一人暮らしであれ、家族と同居であれ、やはり自分の存在価値をどこかに感じられることが心身の健康のために不可欠だと思います。

誰かのお役に立っている実感を得られる最たるものが「仕事」

そういう意味でも、働く意味は大いにあります。

まとめ

どんな理由があるにせよ、働くという選択をしたなら「働かなければならない」という義務感で働くより、「働けることは幸せ」だと思って働きたいですね。

経済的な理由で働くことが働く理由の本当の理由だとしても、健康でなければそもそも仕事もできないのですから、やっぱり、「働けることは幸せ」なことなのです。

筆者は、会社員の立場を離れてみて、自営業の方やフリーランスで仕事をしている人達のご苦労がわかる気がします。

会社員であれば、毎月安定したお給料が頂けて安心して生活ができます。

それが、当たり前のように感じてしまいますが自営業の場合は自分で仕事を作らなければ1円にもならないのですから。

でも、それでも、自分の足で1歩を踏み出したことになんとも言えない充実感を感じています。

どんな形であれ、「働けることは幸せ」なことですね。

今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。

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