パソコンの急なトラブルは本当に焦りますね。特に、パソコンがメインで仕事をしている人にとっては万が一のことも視野に入れておかなければなりません。
先日、筆者のパソコンにトラブルが生じたことで「スペア」について改めて考えてみました。
パソコンは、急に使えなくなることがある
まずは落ち着いて原因を考えることが大事
いつものように、朝からブログを見たり検索したりしてパソコンを見ていると、ふと、バッテリーの充電がないことに気付きました。
よく見ると、アダプターは繋がっているのに、充電されていませんでした。
バッテリーの数値は10%台になり、どんどん少なくなっていきます。
慌てて、アダプターのコードの差し直しをしたり、点検したりしてみましたが接続に問題はなさそうでした。
だとすれば、「アダプターの故障」か、パソコン本体のバッテリーの問題なのか?
いずれにしても、「パソコンが使えない!」事実が生じたことに変わりないのです。
ものすごく焦りました。
筆者は、業務委託で仕事をしている関係でパソコンがないと仕事になりません。
たまたま、仕事の受注をしていない時でしたので本当に良かったです。
前々から、仕事を受けている時に万が一でもパソコンが使えない状態になったらマズイとは考えていました。
とにかく「納期に猶予がない」仕事の為、パソコンやプリンターのトラブルが命取りになる可能性があります。
そのためスペアのパソコンが必要かとも考えていましたが、そこまでの費用を掛けてまでする必要があるのかというところで足踏みしていたところでした。
しかし、いざ実際に「今、パソコンが使えない」状態に遭遇すると、検討している余地などありませんでした。
すぐにでも、アダプターを購入しないと今使っているパソコンが使えなくなる事実。
近くの家電販売店へ駈け込んでみたものの、筆者が使っている「DELL」メーカーのパソコンの周辺機器は手に入りませんでした。
「DELL」の公式ページからの購入が必要でした。
DELLに電話して確認し品物は見つかったのですが、納品になるのが最短でも2週間以上先。
そんなに先では間に合いません。
結局、考えている猶予はなく、家電販売店で新しいパソコンの購入に踏み切りました。
前々から今度パソコンを購入するなら少し性能がいいものを考えていましたので、余りあれこれと比べることもなく即決で決めました。
どのパソコンがいいとか悪いとかを考えている時間がなかったので決断は早かったです。
何か購入するときは、前もって危機感を感じている
ものが壊れる時は予兆がある
新しいパソコンを購入したからと言ってすぐに使える訳ではありません。
色々と初期のセットアップが必要です。
数日を要することも視野に入れて考えておかなければなりません。
そういえば、冷蔵庫や洗濯機などは勿論ですが、扇風機やこたつなどの電化製品など、なぜか、少し前から「近いうちに壊れるかも?」と言った予感がすることが多いことに気が付きました。
電化製品は、壊れたらすぐに必要になります。
筆者は、なんとなくそんな予感がし始めた電化製品は、ちょいちょい事前から下見を始めています。
いざとなった時に、購入するなら「これ」という目鼻を付けておくと楽です。
昨年から、どうも扇風機の動きが怪しい(笑)
今年は夏を迎える前に「扇風機」の購入を決めていましたが、昨年からあちこちの店舗やネットを見て回っていた為、迷いなく購入できました。
前の扇風機が完全に使えなくなった訳ではないのですが、いずれにしても2台あれば便利だし、いつ古い扇風機が使えなくなっても「安心」です。
昔と違って、「なくても間に合う」時代ではない
待ったなしの現代にどう対応するか
昭和の時代には元々なかったものが、現代では「あって当たり前」になっています。
ただ、何は無くても人が生きて行くことは可能だと思うのですが、それは、自分一人の世界ならという事でしょうか?
この便利な時代に敢えて、原始時代のような生活を始めている人もいますが、それは逆に「裕福だから出来る」ことかも知れません。
それに、どんなに原始時代のようなと言っても、山の中でも「スマホ」や「パソコン」は使える訳ですからハイテク時代ならではの「背景」があります。
本当に何もなかった時代とは、全く時代背景が違う世の中ではないでしょうか。
様々なIT化についても「高齢者だから、できないわ」とか言っていられたのもこの数年の話です。
これからは、「高齢者だからできない」は通用しなくなってきます。
できてもできなくても「否応なく」です(笑)
できないと言っていても行政が許してくれません。(笑)
生活水準が高くなっている?
心の豊かさは別もの
10年前には、まだ「携帯電話」が普通でしたが、今では「スマホ」が普通です。
[私はスマホはいらない」と言ったところで、世の中自体がどんどん進化していずれ「以前の便利」は使えなくなってくるのです。
筆者の年齢からしてみれば、家には「固定電話」があり「新聞」を取ることも当たり前のように生活していました。
現代はといえば、以前には必要なかった電子機器の購入などに大金が必要となりました。
代わりに、個人宅では「固定電話」が必要が無くなってきましたし、新聞もなくても困らない時代になりました。
確かに、「スマホ」や「パソコン」は高価ですから購入する時は「痛い」と感じます。
しかし、トータルで考えたらどうでしょうか?
毎月払っているお金は、余り「痛さ」を感じないかも知れませんが、積み重なれば大金になります。
若い年代の方からすれば当たり前の現代でも、全く違う時代を生きて来た年配者には価値観を比べる対象がある訳です。
たとえば固定電話は、通話料が高く、少し長電話などすれば万単位でしたが現在では通話料自体が安くなっています。
アプリを使えば通話料は何時間でも無料で使える時代です。
それまで必要なかった電子機器が必要になり出費も増えてきたことは事実ありますが、逆に、必要なくなったものもある訳です。
そう考えてみれば、一概に「生活水準が高くなっている」とも言えないような気もします。
現代では新聞の購読料が高くなり、購読者はどんどん減って来ています。
ですが、新聞はとても「豊かな生活」の匂いがして、決して無駄なものだとは思いません。
できれば欲しいものの一つではありますが、筆者は仕方なくネットニュースで我慢しています。(笑)
まとめ
ある日突然パソコンが使えなくかも知れない騒ぎで、その日は食事をすることも忘れて対応に追われました。
今回のパソコントラブルで、やはり、普段からの準備は大切だと感じました。
「備えあれば憂いなし」(笑)
「何事にもスペアは保険と同じ」だという事を痛感しました。
必要以上に用意をすることはありませんが、「安心感」を買うという意味では「スペアを持つ」ことは保険と似たようなものでしょうか?
今は大丈夫でも1台しかないパソコンでは、常に「不測の事態に対応ができない」という不安を抱えていることに変わりはありません。
パソコンがトラブったらと恐怖を感じながら仕事をするくらいなら、精神的な安心感を買ったのだと妙に納得している自分がいます。
いずれにしても、万が一の時の「弱った困った」と、無駄にはならない「スペア」に掛けるお金を天秤に掛けてみて、どちらが重要かを考えてみることが必要ではないでしょうか?
そのうちそのうちと思っている間は、なかなか現実問題、高価な買い物は決断ができないものですが、人間、どうしてもとなればそんな事情などお構いなしですね。(笑)
最終的に、「掛かるものは仕方ない!」と腹をくくるしかありません。(笑)
パソコンやスマホは日々進化していて、どんどん新しい機種ができて来ます。
古いものと新しいものの2台を持っていると便利ではないでしょうか。
何も家電製品だけの話ではなく万が一の時の安心感があるとないとでは大違いです。
特に60代からの生活は、人によって必要なものも違ってきます。
何が大切かも、人によりけりです。
急に大金が出費することになり、改めて、これからの自分に必要なものは何だろう?と考えました。
目先の現金だけがお金ではありません。
お金ではないけれど、形を変えた「財産」になるものがあります。
筆者はどちらかと言えば、「その種を育てる」可能性に掛けようと思います。
そのために必要なお金は「今の自分に必要な投資」として割り切ることにしました。
「花の咲かない寒い日は、下へ下へ根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」
元三洋電機副社長 後藤清一氏の言葉
筆者が大好きな言葉です。( ̄︶ ̄)↗
今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。