『昨日より今日』毎日新しいことを一つ知るだけでどう?

シニアライフ

年齢に関係なく、昨日まで知らなかったことを今日は一つ知っただけで、なんだか嬉しくなってきますね。いっぺんに沢山のことを集中して知ろうとすると脳みそがパンクします。

脳科学的にも、一日に沢山の時間を勉強するよりも、短時間でも同じことを毎日繰り返す方が知識も身につくといいます。

これは本当にその通りです。

最近は、「こんなことができたらいいな」ということが多くなってきましたので、どうしたら効率よく身に着けることができるか?などということを考えています。

ほかの皆さんは、どうやって勉強しているのかしら?

なかなか覚えられないのは歳のせいかな?

いいえ、歳のせいでもないらしい!^0^

少しずつ、自分のペースで進めばいい

自分の容量を知ること

最近では、パソコンだスマホだと電子機器に触れる機会も多くなりましたが、どの電子機器にもやはり記憶の容量があります。

満杯になれば、それ以上は受け付けてくれません(笑)

機械は一定ですから、使う人によってその電子機器の容量が変わるということはないですが、人間の場合には、もともと持っている「脳みそ容量」の違いは大きいかも知れません(笑)

そういえば、昔、資格の取得のために勉強していた時の講師が言っていたことを思い出します。

人間の脳みそにも「容量」というものがあって、その容量がいっぱいになると、あとはもう外にあふれていくだけでそれ以上は無駄だと・・・

先生曰く、その容量のことを「頭のバケツ」と言っていました。

人によって「バケツ」の大きさは大小さまざまあります(笑)

パソコンで言えばスペックのようなものですから、小さいなら小さいなりです(笑)

筆者は自分の容量を超えると、すぐに身体に拒否反応という「アラーム」が起きるのでわかります。(笑)

「アラーム」を無視すれば、後々、何倍もの時間的なロスが出ます。

人はなぜ、記憶したことを忘れるのか

記憶のメカニズムがある

ドイツの実験心理学者エビングハウスは、人が記憶したことをどれだけのスピードで忘れていくかという実験を行い、グラフに示しています。

これが誰もが一度は聞いたことがある「エビングハウスの忘却曲線」です。

これによれば、1時間後には大体50%、24時間後には70%。そして、1か月後にはほとんど記憶にないという結果が出ているそうです。

そんなに早く忘れてしまうのでは、どうしたらいいのでしょうか?

繰り返すことで記憶が強化する

一度に沢山覚えるより、一つのことを毎日復習する

どんなに優秀な頭の人でも、覚えたと思ったらすぐに忘れるのは人類共通の話らしいです。(笑)

もともとの容量の差はあれど、この原理には誰も逆らえないのです。

よかったです(笑)

自分だけではなかった!

確かに、その時は「覚えたぞ」と思っても、本当に3歩歩けば忘れてしまいます。(笑)

「覚えたぞ」は瞬時に「忘れたぞ」となっている自分に笑ってしまいます。

復習のタイミングが大事だそうです

回数よりもタイミング

何度も繰り返すことによって、記憶を強化できます。

その復習のタイミングは、回数より「いつやるか」です。

理想的なタイミングは次のようになっています。

  • 1回目は翌日
  • 2回目は、その1週間後
  • 3回目は、その2週間後
  • 4回目は、その1か月後
  • 5回目は、その2か月後

自分的には、最初の1週間くらいは毎日復習をした方が定着しやすいような気がします。

あくまでも、理想的なタイミングということですから、自分に合った方法があればそれが1番のように思います。

忘却曲線を知れば、忘れてしまうのは当然である

すぐに忘れる自分も、「当たり前」

どうやら年齢のせいでもないらしい!

人間なら誰にもある「忘却曲線」(笑)

今覚えたつもりのことが、「あれ?なんだっけ?」と思うたびに、なんという記憶力の悪さだと自分にあきれることの「たびたび」・・・(笑)

でも、そういうことを知れば、安心しますね。

一日、一つでいい

昨日は知らなかったことを、今日は知れたらラッキー

一度に沢山のことを記憶することは、「忘却曲線」の理論からも難しいのだと思います。

筆者は、今必要なことと、この先いずれ必要になるかもしれないことを優先して調べたり覚えたりするようにしています。

ただ、パソコンにしてもスマホにしても「こんなこともできる」「あんなこともできる」という機能があるということくらいは知らないよりは知っている方がいいですね。

実際に今必要でなければ、その中身まで記憶する必要はありませんが、いざという時に「あそこにあんな機能があったはず」とういう程度のことでも知っていると助かることがあります。

いざとなってから焦って調べるのは、案外と労力を使うものです。

ちなみに、筆者の場合は、あとで詳しく知りたい時にすぐに見られるように、気になった情報はラインにキープしておくようにしています。

そうでないと、後々、その情報を見つけることに時間を要してしまうからです。

スマホを見るのは、単なる暇つぶしとは限らない

興味感心があることに目が行く

パソコンやスマホは、今現在必要な機能を優先して使っているだけです。

しかし、本当に、その他の機能の多さには際限がありません。

今現在、自分が使っている機能などは、実際に使える機能のほんの一部に過ぎません。

必要ないものを覚えることは無駄でもあります。

しかし、それでは、すべてが無駄かといえばそうでもありません。

暇つぶしで何気なく見ていた中から、「その後の人生にかかわるような重大な情報」が隠れている場合があります。

偶然の出会いかも知れませんが、のちに「あれは必然だった」と思うことがあります。

まとめ

忘れる特技なら「自信満々」ですが、なかなか、新しいことを記憶することが厄介になってきました。

やる気の問題ではなく、体がついてきません(笑)

ちょっと集中していると、眼精疲労のアラームが鳴りっぱなしとなります。

それでも、一日一つでも新しいことを知ったとすれば、1か月後には30個になります。

「昨日の自分より、今日の自分」

「今日の自分より、明日の自分」

「昨日は知らなかったことを、今日は一つでも知った」

そして1か月後には30個の新たな知識ができたら、それだけでもすごい進歩だと思うのです。

一度に沢山のことを記憶できるわけでもないし、ましてや、そもそもそんな容量を持ち合わせていません。(笑)

ですから、自分のペースでいいのです。(自分に言い聞かせています)(笑)

「ちりも積もれば山となる」「千里の道も一歩から」の精神で、毎日、何か一つでも知れたらとそれだけです。

程度の差は気にしません。(笑)

自由になる時間があるうちに、やらなければならないことや、やってみたいことを毎日少しずつこなしています。

勉強でも仕事でも、とにかく、新しいことを習得している時が一番きついのですが、時期が来るとウソのように楽になってきます。

これが、「記憶が定着したとき」というのでしょうか。

そこまでいけば、ある程度の時間をおいても、完全にやり方を忘れるということは無くなります。

これをしなければと思っても、どうしてもその時には理解できないことがあります。

でも、これも、少し時間をおいて再度挑戦してみると、意外と答えがスルスルと見つかることがあります。

気になっていたことが片付くと、「断捨離」に似たようなスッキリした気分になります。

今日も、自分なりに何か一つでも頑張ったら「OK」としましょう。^_~

今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。

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