毎年来ているツバメの産卵も今年は3年目となり、1度目の巣立ちは6月3日頃。4羽の雛たちが無事に巣立って行きました。やれやれ安堵と共に2階のベランダの掃除を済ませたのです。
それから1週間ほどが経過した頃、どうも、ツバメがまた我が家の巣がある辺りに来ていることに気付き、6月9日に様子を見に行くと、なんと、巣の中にお腹を入れている姿を発見(笑)
初めは、巣立って行った子供達が帰ってきているものと思っていましたので、びっくりでした!
ツバメは、その年に2回から多いと3回目の産卵をすることがあるらしいです。
これまでは、勿論1回でしたし、雛の数も決まって4羽でした。
しかし、今回は5つのくちばしが見えました。
なんと!(⓿_⓿)・・・5羽の雛を確認!
定かではないですが、6月9日辺りから産卵を始め、6月26日辺りには、巣の中から「チュピチュピ」と小さな声が聞こえてきていました。
毎回、雛が産まれてから10日ほどすると、だいぶ大きくなって来ていて巣の中には黄色いくちばしが並んで餌を待っています(笑)
本当にかわいいです!
ママツバメとパパツバメが交代で雛を見守っています。
よって、近くの電線には、いつも誰かがいます(笑)
ここまでくると、まるで、うちで飼っているような気になることがあります(笑)
同じ町内で車で5分程度のところに友人がいますが、その辺りにはツバメの姿は見かけないと言っていました。
我が家の辺りは、毎年この季節になると無数のツバメ達が飛び回っています。
どの子がどこの子はわかりませんが(笑)
もしかしたら、我が家の近くには牛舎がある関係かも知れません。
ちょっとした環境の違いで自然界の動物達も色々と選択肢があるに違いありませんね。
さてさて、今年ももう7月半ばです。
外の状況は毎年似たようなものですが、自分の状況はどうでしょうか?
今年の夏は、色々とプライベートな事情も変化がありました。
60代ともなると、仕事の環境や経済的な問題や、家庭の事情などの変化も著しくなってきます。
個人差が激しい年代ですから、とにかく「人と比べない」ことが重要になってきます。
お金の価値も人それぞれだし、何に使うかも、価値観の違いですから自分が良ければいいのです。
それにしても、「本当の豊さとは」お金のあるなしとは別物だということに気付きます。
生きて行くために必要なお金は大切ですが、「死ぬ時が一番お金持ち」の老人が多いらしい日本・・・
老後の不安はわからなくはないですし、考え始めれば、その通りなのです。
いつだったか、あるTV番組で70代の女性が「老後の為に貯金する必要があるので仕事を辞められない」と言っているのを聞いて、??になりました。
70代は「老後」ではないかと(笑)
そんな時代になったんだなと、身につまされましたが・・・
筆者は、現役の仕事を辞めてからは大した収入はありませんが、本当に「豊か」になったと感じることが多くなりました。
仕事の為に、余計な神経を使うことも少なくなってきたことが一番大きいですね。
毎日が自分の自由な時間。
いつ、どこで何をしていても誰にも迷惑を掛けない。
朝は鳥の声で目が覚め、最近植えた植物達を見て回る・・・
それこそ、心にゆとりがなかったこれまでにはできなかったことばかり・・・
そういえばツバメが我が家に初めて巣を作ろうとしたのは4年前です。
最初の年は、筆者の余計なお節介が原因で、ツバメさんが巣作りを諦めてしまい残念!
翌年は、その失敗から学んだことを生かし、無事にツバメのオーナーとなれました。
考えてみれば、家はすでに35年も前からあったのです。
ですが、筆者が在宅ワークで家にいることが多くなった年に初めてツバメがやってきたのです。
ということは、ツバメは「人がいるところに巣を造る」というのは本当かも知れません。
牛舎は当時からあったのだし、35年もあればその間に巣を造っていても何の不思議もありません。
しかし、これまで一度もそういうことがなかった訳ですから35年という年月を考えれば「偶然」とか、「たまたま」というには長すぎる時間です。
毎日、家の周りを「チュピチュピ」鳴きながら飛んでいるツバメ達を見ながら、お金も欲しいけれどそれよりも、ゆったりした時間を持ちつつ、これからの時間を過ごしたいと強く思うこの頃です。
何よりの贅沢な時間かも知れません。
今年は、2度のツバメの産卵に立ちあうことが出来て、季節と共に動物や植物などの自然界の移り変わりを昨年より更に身近に感じます。
「豊さ」も「幸せ」も、基準など存在しない。
結局自分の心の中にしかないモノ。
そんなことを改めて感じる今日です。
明日の心配ばかりしている時には、「今」を見ていない。
そして、「今」の連続が明日をつくるんだ、とあるユーチューバーの方が言っていましたが本当にその通りだと思います。
落ち込んだ時こそ、「今を生きる」ことを忘れているのかも知れませんね。
動物や植物達は「今」を懸命に生きている。
彼らから、そんなことを教えてもらった気がします。o(*^@^*)o
今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。