定年年齢が65歳から70歳へと次第に移行していきますが、そうだとすると、65歳で一旦立ち止まる人が増えて来そうな気がします。
まだまだ、60歳定年からの移行期としても間がなく、それこそ60歳の定年予定でこれまで頑張って来られたサラリーマンも多いことではないでしょうか?
それが、いつしか65歳定年へと移行していき、さらに70歳定年へと移行している訳です。
なんだか、「馬ニンジン」のようですね(>人<;)
馬はニンジンをめがけて頑張って走るのですが、そのニンジンがどんどん遠くに移動していくような(笑)╰(‵□′)╯
例えはどうかと思いますが、なんだかそんな感じがするのは自分だけでしょうか?( ˘︹˘ )
いずれにしても、60代になると一気にこれまでとは違うステージに立つような感覚・・・
ところで、昭和生まれの人で「サザエさん」を知らない人がいるでしょうか?
長谷川町子さん原作の「サザエさん」がテレビアニメになったものです。
昭和44年からテレビの放映がスタートし、現在でも毎週日曜日・夜6時30分~7時フジテレビで放送されているのですから驚きです。╚(•⌂•)╝
設定では、サザエさんは24歳。
旦那様は、フグ田マスオさん28歳。
ちなみに、婿入りした男性のことを「マスオさん」と呼ぶのは、このマスオさんからついた通称です。φ(* ̄0 ̄)
サザエさんの父「磯野浪平」さんは54歳という設定ですが、現在の見た目年齢から想定すると70代?(見ようによっては80代?)は超えているような感じですね^_^
サザエさんの母、「磯野フネ(舟)」さんは、52歳という設定のようです。
当時のビジュアルから言えば、第一、浪平さんとフネさんの「和服姿」が老けて見える要因の一位です。
それこそ、同じ頃、同じく長谷川町子さん原作の「意地悪ばあさん」などという番組もあり、当時は「和服の襟に手ぬぐい」などという姿でも、現実には筆者の祖母も似たような恰好をしていましたから違和感は全くなかったです。q(≧▽≦q)
現在でも、「古き良き昭和の時代」を思い出させてくれるような庶民の人気アニメ番組ですね。
現在の世の中の現実とは、まるで別世界のような平和さです・・・・(>人<;)
サザエさんの時代設定では、サザエさんの父、浪平さんは54歳。当時の定年は55歳だそうですから来年は定年というころです(笑)
現在の55歳と言えば、子供と並んだ時に、一瞬、兄弟姉妹のように見えるくらい若く見える人も多いですね。
見た目年齢もさることながら、現実的に心身ともに若くなっているのは間違いないですから、現在の定年年齢が延びるのも当然のように思います。
今の55歳だとか60歳だとかで仕事を引退するには早すぎますよね?
しかしながら、昭和の平和な時代とは別の時代背景もあり、定年になるまでサラリーマンという考えがノーマルだった頃とは少し違ってきましたね。
さて、自分は、何歳まで働くつもりなのかによっても選択肢が変わって来ます。
いつ、どのような形でステージの変更へ入るのか?
そのつもりでいても、計算通りにはいかない現実がある以上、万が一の抜け道も視野に入れておかないといけない時代ですし・・・・
本当に、「この道を行ったら正解」というのがわかれば苦労はないのですが悩ましい年代ですね。
昨今では、そんな時代背景もあり、サラリーマンの副業を国が推進しているのですから、大手を振って副業を始めた人も多いのではないでしょうか?
事業として、開業届まで出している人もいると思います。
しかし・・・・・
2022年8月1日。国税庁が公示した「所得税基本通達」の改正案によれば、2022年度分の確定申告からサラリーマンの副業収入が300万円以下の場合には「事業所得」ではなく「雑所得」の扱いになるかも知れないとのことです。
まだ「改正案」の段階ですから決定された訳ではないのですが、おそらく、このまま施行される可能性が高いとの情報を聞き、一瞬、頭が?になりました。
雑所得となると事業所得なら使えたはずの青色申告最高控除の65万円が使えなくなるようです。
さらに、事業所得であればできたはずの「損益通算」が出来なくなるようです。
サラリーマンは収入が増えない時代なのですから、副業で少しでも収入を増やせるように国が推進した施策のはずでは?
昨今、色々な形での副業が可能となったことで、副業の収入が小さくても「事業所得」として青色申告をすれば、給与所得との損益通算が出来ることにより、事業所得の赤字を給与所得から相殺し、実質、所得税の還付を受けることができた訳です。
そのようなことを是正する目的で、今回のような改正案がなさせた訳です。
そういう意味では、至極当然と言えなくもありません。
そうなると、副業を考えていた人も、「それなら副業するのは辞めよう」と思う人も出て来そう・・・
溜息が出そうな話ですが・・・・
副業をしながら副業を育て、やがては副業の収入が給与収入を追い抜いたら副業を本業にして会社員を辞めよう
という段取りで頑張っている会社員の方もいるのではないでしょうか?
今の段階では確定ではないので、情報の一つとしていただければと思います。
この話は、サラリーマンだけの話ではなさそうで、年金受給者が事業を始めるケースも該当になるようです。
そもそも、年金以外の収入が小さい場合には、雑所得として扱われても影響は少ないと思うのですが、そうでない人にとっては影響が出る話ではないでしょうか?
実際には、副業の収入(売上)金額が300万円を超えるケースの方が少ないと思います。
収入(売上)300万円以下というのが、大半の人が該当しそうな金額の幅ですよね??
シニアに限らず、これから副業や起業を考えている人にとっては大問題な気がします( ˘︹˘ )
国税庁の「所得税基本通達」の改正案が可決したら、詳しい情報をお話しできると思います。
シニアにとっても何かと不安要素ばかりが増えて来ますが、まずは健康が一番の財産です!
今日も一日、無事に過ごせることに感謝します。