現代の働き方にはかつてのような「何が正解」みたいな常識も薄らいできました。
何をしていても、いい悪いもなく、個人の自由が認められてきつつあります。現在60代くらいの年代から見たら、本当に世の中の変化のスピードは半端ではないです。
在宅ワーク・フリーランスという言葉も、だいぶ当たり前のように聞きなれてきました。
20年前ならまだ「正社員」神話が普通でしたが、現代では会社員でも「副業」をする時代です。
しかも、会社サイドから「副業」を推進している会社もあるという時代です。
誰もが周知のとおり、大企業といえど、生涯社員の面倒は見てもらえない時代となりました。
となれば、自分の生活は自分で守らないといけない訳ですから正社員でも副業をするのも当然といえば当然でもありますが。
今回は、コロナ以前から「在宅ワーク」をしていた自分の経験から「在宅ワーク」のメリット・デメリットをお話しします。
在宅ワークのメリット
「在宅ワーク」のメリット
- 通勤がない
- 人間関係に気を使わない
- 身支度に時間を取られない
- 家事との両立ができる
- 体調管理ができる
- ガソリン代や交際費が掛からない
- 自分の都合で仕事の予定が組める
在宅ワークのデメリット
「在宅ワーク」のデメリット
- 強い意志が必要
- 人に会わないので、一日誰とも話をしない日がある
- 電気代・水道代などの光熱費が掛かる
では、それぞれの具体例をお話ししましょう。
「在宅ワーク」のメリット
1・通勤がない
毎日、何時に起きて何時に家を出て何時までに会社へ行かないとならないという日課がないというのは
本当に快適です。
一度慣れてしまうと、多分、ほとんどの人は会社へ通勤する生活に戻れなくなるかも知れません。
中には、色々な事情により、通勤していたほうが良い人もいるとは思いますが・・・
2・人間関係に気を使わない
人間関係の煩わしさは激減します。
人と一緒に働くことは楽しいことですが、やはり、色々な人がいますからそれなりに気を使います。
時には、それが負担になったり、仕事以前に時間や神経を使って疲れてしまう原因となることもあります。
一人なら、仕事そのものに集中できるので効率がいいです。
3・身支度に時間を取られない
最低限の身支度はしないといけませんが、家にいるので普段着で間に合ってしまいます。
通勤しているころは、やはりスーツとか、仕事着になりますが家にいるなら普段着が動きやすくて最適です。
必要な時だけ着替えて出かければ間に合います。
4・家事との両立ができる
女性であれば、これが一番有難いです。
男性でも女性でも、一人暮らしであれば特に関係ないといえば関係ないのですが、やはり家族と同居している女性にとっては、日々の家事が沢山あり、一日中仕事で外出しているとなると何かと不便なことが多いですね。
宅配便の受け取りにも、在宅での仕事は大変都合がいいです。(笑)
5・体調管理ができる
寝不足だろうが頭が痛かろうが、会社へ行く必要があるときは本当に辛いものです。
会社へ行くか、休むかのどちらかしか選択肢がありません。
しかし、在宅であれば、体調を見ながら仕事をすることも可能です。
期日がある仕事や、アポがある仕事は、会社へ行く行かないの問題ではありませんから、あとはその人意志の問題です。
6・ガソリン代や交際費が掛からない
交通費が会社負担の場合は関係ありませんが、自己負担の場合はメリットです。
会社へ通勤している場合は、同僚とたまにはランチしたり、昼ごはんを持参できない場合は外食代がかさみます。お弁当を持参するにしても、おかず代やら作る手間やら、いずれにしても時間とお金が掛かります。
しかし、自宅で食事をするのであれば、あるもので済ませられるメリットは大きいです。
7・自分の都合で仕事の予定が組める
あくまでも、優先しなければならない仕事を先にすることが前提です。
それ以外は、ある程度の仕事の予定を自分次第で組み立てられるメリットがあります。
自己完結できる仕事はストレスが半減します。
以上のような「在宅ワーク」ならではのメリットを感じました。
自分の場合には、デメリットは少ないのですがいくつかお話しします。
在宅ワークのデメリット
1・強い意志が必要
本来、家というのは、外で仕事をして来て疲れ切った心身を癒し、明日への活力を回復させるべき役割がある場所です。
ですので、くつろげるソファやベット、はたまた、テレビやビデオ。冷蔵庫の中には自分が好きなものも入っているのだし、いつでも飲んだり食べたりも自由にできる場所です。
トイレだって、いつでも自由に行ける環境で仕事をするとなると、やはり、ある程度の自制心と責任感が必要となります。
色々と、怠けそうになる誘惑が多い環境で仕事をする訳ですから(笑)
2・人に会わないので、一日中誰とも話をしない日がある
基本的に一人で仕事をするとなると、人と話をする機会が圧倒的に少なくなります。
一日中、誰とも話をしない日が続くこともあります。
一人でいることが苦にならない人はいいのですが、人と接していないとメンタルを病む人もいるようです。
人と接していないと元気でいられなくなってくるようであれば、あまり在宅仕事は向いていないかも知れませんね。
3・電気代・水道代などの光熱費が掛かる
一日中、家にいると、冬場は暖房費として電気代や灯油代が掛かり、夏はエアコンの電気代が掛かります。
この辺りは、外に出ていれば他のところで経費が掛かる訳ですから、多少の誤差はありますが精算するという考えでプラスマイナスします。
「在宅ワーク」のメリット・デメリットと感じたことを挙げてみました。
やはり、何事にも向き不向きがあるようですから、自分に合った働き方で無理なく仕事ができることが一番です。
今後、「在宅ワーク」を考えていらっしゃる方のご参考になれば幸いです。
今日も一日、何事もなく無事に過ごせることに感謝します。